音楽の楽しみ方、イヤホンにどれだけお金をかければ良いのか問題
オーディオの世界は、行きつく人はノイズを少しでも減らすため、自宅に専用の電柱を立ててしまう人がいるというほど深く、かたや音さえ聞こえれば100円均一のイヤホンでも満足している人もいます。
音楽を聴くのにどれだけお金をかければ悩んでいる人もいるのではないのでしょうか。筆者の思う考えを書いていきます。
なお、オーディオが好きな方には無用な話となりますので、ご容赦くださいませ。
目次
結論:筆者の思うタイプ別・購入すべき価格帯のグラフ
以下に各項目のイメージを書きます。
1.歌が聞こえていればよい
通勤・通学電車の中で暇つぶしに流行の音楽を聞く、ジャンルとかよくわからない。
¥0~¥3,000
2.聞き流しだが全体的に音を楽しみたい
ポップスやロックを軽く聞く。テレビの音楽番組をたまに見る。ストリーミングで聞く。
¥3,000~¥10,000
3.音楽を聴きたい、ベースなど低音の音もよく聴きたい
音楽を聴く時間がある。なってる音の楽器がなんとなくでも分かり、よく聴きたい。ファイル形式やビットレートなど気にする。
¥3,000~¥50,000
4.クラシックなどたくさんの音が奏でる音楽を心ゆくまで愉しみたい
楽器の一つ一つをしっかりよく聴きたい。 CD音質以上はもちろん、ハイレゾ音源は当たり前。
¥10,000~無限大
各項目の理由
1については、聞こえてさえいれば良いのであれば、あまりお金をかけない方が良いと思うので、この価格帯に設定しました。
2については、この価格帯から同じ値段でも、ものによって良し悪しが変わってくるので難しいところです。
しかし、安くとも3,000円以上のものであれば100円のものとは違うなと思えるはずなので、出せる人は10,000円までを目処に、デザインなど好みで試してもらえればよいかと思います。
ちなみに、1,500円ほどで「重低音」と書かれた、いかにも音にこだわっていますと思わされるヘッドフォンがあったりします。
確かに低音の音はよくなっているが、その分中音・高音域が後ろに隠れ、全体的なバランスが悪いこともありますので注意が必要です。
3については、2と同じ3,000円~上は50,000円と幅が広くなっています。
なぜ3,000円からなのかというと、このくらいの価格帯でも自分好みの音だったり、コストパフォーマンスに優れた出来の良い製品があったりするからです。
逆に50,000円の製品が20,000円の製品と聴き比べても、あまり違いが感じられないということもあります。
おすすめは、試聴コーナーに出向いて自分のお気に入りの曲を再生し、聴き比べてみることです。ビビッとくるものがあれば良し、なければ懐事情と相談しつつ、良く売れている製品を買って、見つかるまでの繋ぎにしましょう。
なお、試聴する曲はなるべく非圧縮音源を使ってください。圧縮されればされた分だけヘッドフォンの性能が発揮されず、違いを感じられなくなります。
4については、改めて説明するまでもありませんね。自分が見つけた最高の組み合わせこそ、最高の音楽となるでしょう。
3で満足できなかった人が、プリアンプは~とか、バランス接続が~となっていくわけです。自分の欲求VS.使えるお金との戦いになるので、無理をせず、愉しみましょう。
なお、筆者は4に片足突っ込んだ状態です。1万円台でも導入するだけで音なりが随分と変わる機材もありますので、またご紹介出来ればと思います(←有名なものばかりですが笑)。
補足
ちなみに、環境によって求められる音質に差があることをご留意ください。例えば、自分はベースの音もよく聴きたいから3かなと思っても、電車のなかでは集中して聴かないなら1,000円台のイヤホンで十分だったりします。その環境でよく聴こうと思うとノイズキャンセリング機能が必要で、ちょっとよくするためには、必要なお金が反比例で増えますので、よくご検討、ご参考いただければと思います。
以上です。駄文ながら、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。各価格帯おすすめの製品は、筆者の使っている製品と合わせて、別の機会に紹介したいと思います。
興味のある人だけ:筆者のオーディオに関する事柄
筆者は上記の4に片足突っ込んだ状態と書きました。筆者のオーディオに関する事柄について、簡単に書いておこうと思いますので、自分はどのレベルなのか、良ければ参考にしていただきたいと思います。
- 音楽が好きで、良くライブに行く(このご時世なので自粛中)。
- 自分でも弾きたくなったためギター、ベース、電子ドラム所持(バンドは組まず、たまに触るだけ)。
- 通勤中も音楽を聴くため、バイクにもヘルメットにスピーカを設置
- 外はイヤホン、家ではヘッドホン、スピーカーで使い分け
- イヤホンにかけるお金-1,000円~30,000円
- ヘッドホン、スピーカーにかけるお金ー10,000円~50,000円
- パソコンにはUSBオーディオインターフェース使用
- スマホにも音楽を入れているが、ウォークマンも所持(ハイエンドではなくフラグシップモデル)